2021年4月15日木曜日

フローリングについて

森のしごと舎では、家具製作のほかに材料の販売も行っています。
今回は床材のフローリングについて紹介いたします。

一番のおすすめ商品は  です。
畳から床板にリフォームを考え中の方や足元が冷える方には最適です。


会津桐の床材について

 冬温かく、夏はサラッと。座布団いらず、布団をそのまま敷いても痛くない。
会津桐の魅力をタンスなどの家具だけに使うのではなく、もっとじかに触れてもらいたいと願い桐の床材が誕生。柔らかくキズつきやすいことは他の床材に比べれば多いかもしれません。しかし、気持ちよさは最高級です。気持ちよさは数字では表せませんが桐の床材でスリッパを使う方はいません。そのまま寝転ぶのは子どもだけじゃない。







寸法について
働き幅:100㎜  厚み:15㎜ 
長さ:1尺(303㎜)1.5尺(455㎜)2尺(606㎜)3尺(910㎜)
会津桐だけを使用しているため短尺となります。長さの配分は坪数に応じて対応させていただきます。
定価:坪単価35,000円・㎡単価11,570円(1坪=3.025㎡)
※0.5坪単位で販売(1ケース0.5坪入り)
        




伐採依頼

普段は山林での伐採業務が主ですが、
森のしごと舎の近所で伐採依頼がありました。

今回はイチョウの木です。
根元から3本に株立ちしていて、枝もごちゃごちゃ出ていました。
梯子に安全帯、チェンソーにウィンチ、グラップルを
使用して安全に切り倒しました。

丸太を一部持ってきたので、製品にできるようにしていきたいです!






 

2021年4月13日火曜日

一枚板の加工

 一枚板には、貴重性・迫力・重厚感・自然感があります。1本の樹木から取れる材は限られていて、同じ表情は一つもありません。オンリーワンです‼

一枚板のテーブルが欲しいとお客様は言います。それも、長さ1800幅900mmは欲しいと!!そんな天板は、樹木だと直径1m以上の大木でないと取れない大きさです。

太くなるということはそれなりに、樹齢を重ねます。キズや虫食いがないものを探すことが難しです。


森のしごと舎では、大きな板を加工する機械がないので( ;∀;)

いまだに手作業で乾燥で、狂った材料を仕上げています。


今回はクリの一枚板です。仕上がりで長さ2000幅770mm厚み50mmになります。

クリは硬いと思われる方が多いですが、材としては加工が容易で、乾燥で狂いが少ないと思っています。


裏面が大体終わり、表面を加工します。側面の青い線が厚み目安です。


いい所に枯れ節があるので埋めます。

電気カンナでガンガン削ります。

反りが少しづつ取れてきます。

表面は両端が反りかえることが多いので、
まだ真ん中部分は削られていません。

幅は800mmぐらいあります。

年輪が整っていて美しいです。

普段使っていた、日立P35が修理中なので
年代物のマキタで作業しました。
とても重いですが、加工の感触は悪くないです。

電気カンナだけでも、それなりに整えることができますが
回転刃の跡がどうしても残ります。
仕上げは手鉋とサンディングを使います。

平面を出すときに使う道具です。
アナログすぎて笑われますが、これで十分です。
とはいえ、作業性を考えると機械化は必要です。

もう一息です。仕上げは手鉋でつめていきます。

また、レポートします。


「ふるさと会津工人まつり・山と木の市場」中止の決定

  毎年6月に開催していました。「山と木の市場」「ふるさと会津工人まつり」「てわっさの里まつり」は新型コロナウィルス感染症の拡大防止に向けた対応を受けて、中止としました。

2年連続で中止ということは、関係者も悲痛な思いです。毎年楽しみにしてくださる皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。

今後の状況を踏まえて、実施可能な開催方法を再検討することとし、決定次第お知らせいたします。