7/2(土)に計画していました。「栃の王国」モワダの樹皮採取を中止いたします。
参加希望をされた方々には、大変申し訳ございません。
ここで、モワダについて少し説明いたします。
モワダとは、シナの木のことです。三島町では、モワダと呼んでいます。
木材としては、シナベニアとして多く流通しています。
私どもが行う樹皮採取ですが、モワダの樹皮は繊維がものすごく丈夫でして、昔から縄などの利用をしていました。山形県と新潟県の海側の県境では、シナ布といって織物にしています。
三島町は、編み組細工でモワダ使用します。
樹皮のどこを使うかといいますと、外側のゴツゴツしたとこではなく、内側のやわらかい部分なんです。これからが、採取の時期になります。いつでもできることじゃないんです。
採取してからも、水につけたり洗ったりと使えるまでになるには時間がかかります。
完成した、バックを見ますと薄い茶色で涼を感じる作品が多いです。これからの節には、良いかなと。
三島町一帯(奥会津)には、まだまだ色々な編み組細工があります。
だんだん、山ぶどうの採取も始まるでしょう。
たくさんの種類が見たい方は、三島町に生活工芸館がございます。こちらにて、展示販売しています。
お待ちしています。。
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