2014年10月28日火曜日

「栃の王国」新月伐採見学会

10/18(土) 栃の巨木新月伐採を開催、約30名の方が見学いたしました。
参加者には、大工さんや林業関係者、森のしごと舎のお客さんなど多様な方々が集まり
「栃の王国」を通じて参加者同士の交流も深まっているようです。

さて今回の栃の木は、「栃の王国」最奥に車を停めてから約200m上流に位置し、西沢という沢に生育していました。
直径1.5以上もあるもので、約5mのところでY字に枝分かれし、片方の枝は6mほどますっぐに伸びていました。きこりの五十嵐馨さんは良質な材が取れると見込み、上部から枝を落としての伐採となりました。

枝とはいえ、幹周りが2.6mあり、さらに老木となりコブやツタが絡まり枝先までいくには大変苦労していました。おそらく一番高いところで地上20mぐらいまで昇っていき枝を落としていました。
見学者として首が痛くなるほどの、見上げていたのでかなり高いと感じました。

作業開始が10:30。途中お昼をはさんで。根元を倒したのが13:40。約3時間お疲れ様でした。


伐採前


記念さ撮影

なるべく近くで見学する参加者

対岸より見学

邪魔なツタを伐って登る


チェーンソーは40cmバーを使用






枝Y字の部分伐採。チェーンソーの長さ60cm。






根っこに埋まっていたコブ。参加者の皆さんにプレゼント

※ 11/29(土)に今回伐採した栃の木の製材見学会・頒布会を行います。


きこり:五十嵐 馨
j樹木データ:樹齢250年 幹周り3.9m 樹高20m 枝下長5m 元直径最大1.8m 根こぶ30ヶ
伐採場所:三島町浅岐地区
グーグルマップ:
https://www.google.co.jp/maps/place/37%C2%B023'23.0%22N+139%C2%B038'49.0%22E/@37.4143568,139.6541505,10223m/data=!3m1!1e3!4m2!3m1!1s0x0:0x0


2014年10月7日火曜日

三島小学校、林業実習


三島小学校の6年生が、林業の勉強に来てくれました。

地元の子供たちに山の現状を伝える機会がないので、
私たちにとってもよい実習となりました。

三島町の杉林も荒廃が進んでおり、間伐などの大切さを説明し、
実際に作業に携わって体験をいたしました。

枝払いをやってみたり、自分たちで木を倒してみたりと
体で感じ・覚えることを伝えました。

子供たちの感想は、
のこぎりが疲れた、いつ倒れるのかどきどきしながらのこぎりを使った、など。

今後も、このような形で取り組みができるように学校や行政に話をしていきたいと思います。



チェーンソーの重さや大きさを確かめています。

重機の見学

伐採後の枝払いの説明


のこぎりを使って枝払い

伐採に挑戦

先生も体験中

受け口と追い口を確かめながらのこぎりを使っています