会津地域は、桐産地として全国で知られています。桐材の生産量は全国1位です。
しかし、近年は桐生産者は減少し、樹木自体も減る一方です。
桐の町としている三島町でも、桐苗生産者は高齢になり、苗木を手に入れることが難しくなっている状態です。
福島県農林事務所の指導の下、「玉植苗」という従来の育て方とは違う苗づくり。
植栽の省力化を図り、良質な苗木をつくる革新的な栽培方法です。
2020年3月~2020年7月までの経過をお伝えします。定期的にブログに掲載できればよかったのですが、約4月半の記録です。ごめんなさい。
1日目(3/16)
ロックウールに種まき。
まだ寒い時期、温度を保つために簡易的な温室を作っています。
約360ケのロックウールに種まき
60日目(5/14)
発芽後日光に当てるために屋外に出します
簡易ハウスの状態
水は切らせないように注意をし、
液肥を時々与えます。
生育に差が出始め、葉も虫に食べられます。
100日目(6/24)
植替え作業です。
培養土、鹿沼土、バーミキュライトを混ぜ合わせたもの使用します。
底面に軽石
たっぷり水をあげています。
この時もまた、苗は弱いので雨風しのげる様にします。
使ったポットは2サイズ30㎝径と40㎝径
植替え数は約250株
117日目(7/10)
生育状況に問題はありません。
ロックウールでの生育が良いものは
植替え後も生き良いが早い。
130日目(7/23)
簡易ハウスからすべてだし、屋外に管理し始めます。
また殺菌と農薬散布をしています。
138日目(7/31)
屋外に並べられたポットは間隔を十分にあけ管理します。
生育が良いものは丈が90cmほどあります。
一年生で幹が太いもの
こちらは2年生苗、丈は110cmぐらい。
2年生苗は幹がしっかりし、樹木化してきています。
農薬を散布する方法で駆除しています。
お盆の生育が大事だという話です。早く梅雨が明けてからっとしてほしいです。
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